VCOをコントロールするADF4113HVには24ビットのシフトレジスターがあり、入力されたパラメータを3個の機能ラッチに格納します。パラメータの入力はLE、CLK、DATAの3線でコントロールし、CLKの立ち上がりのエッジのタイミングで、MSBファーストで24ビットのシフトレジスターに格納されます。そして、LEの立ち上がりエッジで指定した機能ラッチに転送されます。
データシートによれば、 パラメータのリセットを含めた機能ラッチへのパラメータ格納操作を4回行うことで設定が完了するとあったので、タイミングチャートに逸脱しないようにPICの制御プログラムを組んでみました。
多少のんびりですが、20ms以内にはデータ入力完了です。
こんな感じでパラメータを入力してあげると、PLLがすぐに作動し目的の226.42MHzが出力されます。
トラジェネに使うためには、もう少し手を加えないといけません。それは出力レベルの調整機能です。
この発振器の出力レベルを可変にすることで、トラジェネの出力信号のレベルを可変することにします。このために、PINダイオードによるアッテネータを作り、0dBm~-30dBmくらいの調節を目標にします。ついでに、VCOから出ている高調波の除去のためにローパスフィルタも入れておきましょう。
(4)へ続く
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