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2011年8月3日水曜日

発振器用のアンプ(1)

ちょっと更新に間があいてしまいました。もう8月です。

この前作ったトラジェネの226.42MHz発振器ですが、出力レベルが少し低かったので、PINアッテネータの前に少し増幅してあげようと思います。
部品箱にミニサーキット社ERA-1という広帯域アンプの石があったので、これを使ってみます。
この石はDC-8GHzまで10dB程度の増幅を見込めるモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)です。 
増幅したい信号ラインの間に入れ、出力ピンにバイアスをかけます。抵抗とインダクタをシリーズに接続し、規定の電流を流してあげるだけでOKという、とっても楽ちんな石です。

さっそく組み立ててみましたが、下の写真のようにシールド遮蔽をする前で時間切れです。いったん休み。(笑

今回の基板は、片面ガラエポの裏に銅箔テープを張った簡単なものです。
試しに数10MHzの信号を入力するとカタログ通りの増幅度が得られますが、さすがにこの状態で226MHzを加えても2-3dBくらい増幅するかしないかという程度です。

次回は銅板で回路を遮蔽し、電源ラインに貫通コンデンサを入れます。

所詮200MHzオーダーの単一周波数のアンプなので、こんな雑に作っても動きます。
でも、DC-数GHzで平坦な特性を持つように作るには、ちょっとまじめにやらないとだめでしょうね。



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